事故はコワイねぇ・後編

とりあえず、昨日の段階でわかったことは、事故を起こした人がいる場所は集中治療室で、今日にも別の病院に移動するということ。どうやら怪我したのは右腕がメインで、完治するのに2〜3ヶ月はかかるということ。そして本人と面会できるのは、今日の14時以降だということ。
それ以上の詳しい話は今日、事故の一報を受けた同僚Kが病院に行って直接聞いてくるとのことだ。

で、そのKが帰ってきた。帰ってきて一番最初に行った台詞が「右手首、複雑骨折だって」とのこと。
事故が起こったのは日曜日。バイクで通勤している彼（仮にAさん）は、日曜の朝に帰路についた。その帰り道、交差点に右折しようと出てきた車と接触し、コケたそうだ。しかも接触する直前、咄嗟に出てしまった右腕は車のガラスを突き破り、そのために複雑骨折を起こしてしまったらしい。
しかも移った病院で再検査をしたところ、右肩も痛めているらしく、少なくとも完治するのは2，3ヶ月はかかるという。
「笑ってがいましたけど、ありゃかなりイラついてましたよ」とは、様子を見に行ったKの台詞。
そりゃ事故を起こして陽気なままってヤツはいないでしょ。

とにもかくにも、Aさんは20世紀最後の日を病院で過ごすことになってしまいました。
とりあえず、不謹慎ながらも笑ったのは「健康診断の時『看護婦さんってイイよねぇ』なんて言ったから罰が当たったんでしょうねぇ」と言った同僚Mの台詞だった。