酒はほどほどに……
2001年2月23日朝、オレはとりあえず母親と二人でばあちゃんの家に向かった。この日はお通夜がある。すでにばあちゃんの家では準備が出来て、みんながあわただしく動き回っていた。親戚やいとこ連中も集まっている。とりあえず、オレはまだ喪服を持っていなかったし、お通夜が始まるのが19:00からだったので、いったん実家に戻るつもりでいた。
その前に、ばあちゃんに会っていこうと思って顔を見せてもらった。しばらく会っていなかったが、それでも1年半くらいだ。なのに、ばあちゃんはなんとも小さくなったように感じた。でも、顔を見る限りではいい顔をしていた。76年の人生、ちゃんと全うしたぞ、って顔をしていた。それを見ただけで、ある意味ホッとした。
母親をおいて実家に戻り、とりあえず喪服を買うため嫁と一緒に外出。一式全てそろえてから、お昼過ぎにこっちに付いた兄貴と仙台駅で合流。
本当は兄貴も真っ先に駆けつけたかったんだろう、と思う。なにしろばあちゃんにとって、兄貴は初孫だ。オレ以上に面倒を見てもらい、かわいがってもらっていたのは兄貴である。
オレと嫁、兄貴の三人で軽く……いや、けっこうしっかりと昼ご飯を食べた後、実家に戻って喪服に着替え、父親を含めた4人で通夜の席へ向かう。すでに親戚一同がそろい、しめやかに通夜の席は進んだ。オレや兄貴、そしてばあちゃんの内孫一同が一斉にそろったのはこの時が初めてだった。そのせいか、じいちゃんはなんとなく嬉しそうだった。
そして、通夜ともなれば身を清めるために酒を飲まなくてはならない。そもそもが酒豪の一族なので、酒の量は尋常ではなかった。特にオレと兄貴は、父方の酒豪の血を引いているので、ほかの孫一同に比べても酒を飲む量は桁違いだ。二人でビール瓶10本以上、日本酒1合を空にした。とにもかくにも、それだけ呑まなければ、ばあちゃんの供養にはならないからねぇ……。
それにしても、さすがに帰りがきつかった。くねくねと曲がる山道に慣れていない嫁の運転で、案の定、実家に戻った後はトイレに駆け込みましたけどね。う〜、まだ胸がむかむかする……。
その前に、ばあちゃんに会っていこうと思って顔を見せてもらった。しばらく会っていなかったが、それでも1年半くらいだ。なのに、ばあちゃんはなんとも小さくなったように感じた。でも、顔を見る限りではいい顔をしていた。76年の人生、ちゃんと全うしたぞ、って顔をしていた。それを見ただけで、ある意味ホッとした。
母親をおいて実家に戻り、とりあえず喪服を買うため嫁と一緒に外出。一式全てそろえてから、お昼過ぎにこっちに付いた兄貴と仙台駅で合流。
本当は兄貴も真っ先に駆けつけたかったんだろう、と思う。なにしろばあちゃんにとって、兄貴は初孫だ。オレ以上に面倒を見てもらい、かわいがってもらっていたのは兄貴である。
オレと嫁、兄貴の三人で軽く……いや、けっこうしっかりと昼ご飯を食べた後、実家に戻って喪服に着替え、父親を含めた4人で通夜の席へ向かう。すでに親戚一同がそろい、しめやかに通夜の席は進んだ。オレや兄貴、そしてばあちゃんの内孫一同が一斉にそろったのはこの時が初めてだった。そのせいか、じいちゃんはなんとなく嬉しそうだった。
そして、通夜ともなれば身を清めるために酒を飲まなくてはならない。そもそもが酒豪の一族なので、酒の量は尋常ではなかった。特にオレと兄貴は、父方の酒豪の血を引いているので、ほかの孫一同に比べても酒を飲む量は桁違いだ。二人でビール瓶10本以上、日本酒1合を空にした。とにもかくにも、それだけ呑まなければ、ばあちゃんの供養にはならないからねぇ……。
それにしても、さすがに帰りがきつかった。くねくねと曲がる山道に慣れていない嫁の運転で、案の定、実家に戻った後はトイレに駆け込みましたけどね。う〜、まだ胸がむかむかする……。
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